“ 町チカゆるキャン” で
スローな私時間。
コロナ禍になって人と人との集まりが難しくなる中、風通しのいい自然のもと、密にならずに楽しめるキャンプがガゼン注目されるようになりました。とりわけ一人で楽しむソロキャンプは、女性や初心者を中心に火がつき、大きなブームになっています。「一人でキャンプして何が楽しいの?」。最初はそう思っていても、試しに始めて魅力にハマり、気づけば道具をいっぱい買い込んでいたという人も多いようです。誰にも気をつかわず、好きなことを好きなように楽しめる自由と気楽さ。食事も、グループだと段取りがいろいろ必要ですが、一人だと簡単な食事でも、自然の中なら満足感も格別です。風を感じて緑の匂いを吸い込み、何も考えずにリラックスできる時間を過ごしてみてはどうでしょう。
森でつくったホットサンド。
とってもおいしく感じるのは
きっと気持ちが澄んでるから。
仲よしの女子高生たちがキャンプを楽しむストーリーで、アニメ化・映画化され、キャンプブームを後押しした漫画「ゆるキャン△」。その第8話に出てくるのが、細野高原ツリーハウス村 キャンプ場。聖地巡礼の人気スポットにもなっています。キャンプと聞くと山奥を思いがちですが、ここは伊豆稲取駅から車で約15分の町チカ。芝生の上・6×7mの区画が7つと、スノコの上・4×7mの区画が2つ。計9つのテントが張れる区画があり、それぞれ1500Wまで使える電源付き。歩いて近い管理棟にはシャワールーム(有料)・トイレ・Wi-Fiもあり、炊事場も完備。シャワールームにはドレッサー、シャンプー、コンディショナー、ドライヤーも備わり、女性も快適に使えます。また、1泊利用だけでなく、手軽なデイキャンプにも対応しています。
夜はのんびりと好きな音楽や自然の音に耳を澄ませ、星空をひとり占めする贅沢さも楽しめる細野高原ツリーハウス村 キャンプ場。ヤギや猫、放し飼いのウサギもいたり、フクロウや、エサやり体験もできるタカがいたり。そんな動物たちとのふれあいも楽しめます。また、200mほど歩けば、ジオパークにも認定された稲取細野⾼原に⾏けるのも魅力。相模湾に浮かぶ伊豆諸島や稲取の町、天城連山を見渡せる絶景のほか、春は⼭菜狩り、秋は一面のススキが楽しめます。さらに、このキャンプ場を運営している「伊豆フライトハウス」は、パラグライダーの遊覧飛行の運営もしているため、興味のある⽅は予約の際などにお話を聞いてみるのもいいかもしれません。
木立の中に建てられた高床式のツリーハウスは、このキャンプ場のシンボルです。定員4人の家が3つ、三ツ矢印の角度でバルコニーでつながっていて、家のまん中やバルコニーを杉の木が貫くつくり。バルコニーからの眺めも抜群です。各棟とも照明とコンセントが備わり、1階はタープも張れるデッキとなっています。また、6人まで入れるコテージも3棟あり、こちらはコンセントのほか、エアコン・冷蔵庫も装備。ツリーハウスもコテージもテーブルと椅子4脚が備わり、まわりの砂利スペースではBBQや焚き火台を使っての焚き火も楽しめます。わくわくする冒険感が味わえる森の中の小さな家は、きっと思い出深い時間をつくってくれるはずです。
細野高原ツリーハウス村 キャンプ場
※キャンプ用品(テント、布団、寝袋、食器、コンロ等)の貸し出しは行っていないため、必要なものは持参してください。 ※キャンプ場およびその周辺に店舗はありませんので、買物は国道沿いや稲取駅周辺などであらかじめ済ませておく必要があります。 ※キャンプ場内には車の乗り入れはできません。