超“ 上から目線” が
私の映えポイント。
テレビでも、ドローンによる空撮シーンを使った番組が毎日流れるなど、ドローンは一気に広がってきました。物流や移動・監視のほか、農林水産のすべてにわたって活躍の可能性を秘め、「空の産業革命」ともいわれるドローン。一般の人にはまず不可能だった空撮を誰にも身近にした点では、「趣味の革命」とも言えるかもしれません。インスタグラムなど写真撮影を楽しむ女性の中でも、この空撮の魅力にいち早く気づき、ドローンを趣味にしている人も増えてきています。でも、ドローンを買って屋内練習場で操作に慣れ、さあ、憧れの空撮!と思っても、航空法の制限があり、屋外で思いきり飛ばせる場所は実は多くはありません。その憧れをかなえてくれて、そのうえ絶景も撮れる場所が、東伊豆にはあるのです。
目線を上げれば
世界はもっともっと美しい。
これは、映えます。
稲取細野高原は、標高420~821m、東京ドーム26個分の壮大な広さをもつ高原です。頂上からは相模湾と伊豆諸島を一望でき、その海に突き出るように伸びる稲取の町と、そこから続く伊豆半島の東海岸も望める景観。背後には登山ブームで人気の高い天城の山々が連なり、360度の大パノラマが楽しめます。しかも春にはワラビをはじめとする山菜狩りができるほか、秋に見られる一面を黄金色で染めるススキの大群生は、とても有名な絶景中の絶景。さらに、最寄りの伊豆稲取駅や国道135号線から車で約15分でアクセスでき、車がなくても駅からタクシーで向かえる気軽さも魅力です。温泉やおいしいお食事処などアフタードローンも満喫できる稲取細野高原で、SNS映え確実のドローン空撮を楽しんでみませんか。
稲取細野高原
稲取細野高原でのドローン使用は、東伊豆町観光協会に許可された団体・グループのみに限られ、当日は東伊豆町観光協会担当者の立ち合いが必要です。また、稲取細野高原は私有地で、「稲取地区特別財産運営委員会」が管理をしており、湿原柵内への立ち入り禁止や草原内への車両侵入禁止など、利用基本ルールが定められています。詳細はこちらをご覧ください。
さやさん
私はインスタグラムが始まってから、おしゃれな写真を撮るのがすごく好きで、せっかくなら面白い画を撮りたいなと思ってドローンに興味を持ちました。“映える”のが好きなんです(笑)。レンタルできるドローンがあるので、それで練習し、「ドローンジョプラス」という女性チームがあるのを知って参加しました。みんなで室内の練習場で練習したり、遠出して空撮を楽しんだり、大会に向けて頑張ったり。メンバーに教えてもらいながらスキルを磨いています。東伊豆はドローンを飛ばせるだけでなく、ごはんもおいしいし、特に金目鯛!それに温泉や海もあって、泊りがけの女子旅にもいいなと思いました。最近、小さい子にもドローンを教えることが増えたんですが、そうした子供たちやお母さんたち、同世代の子たちにも楽しさを伝えられたらいいなと。あと、ドローン業界で女性が活躍できる場を増やせればなと思っています。
あっちゃんさん
私は旅行が大好きで、カメラを買おうかなと思った時にちょうどドローンが流行り始めていて、カメラよりドローンの方が面白いかなと思って買ったのが、始めたきっかけです。地方に旅行に行く時に飛ばして楽しんだり、海外旅行に行く時も没収されない限りは持っていってます(笑)。そうしたことを一年ほど重ねて、趣味の範囲でなら一人で操縦して大丈夫と思えるようになりましたが、法律のことなどまだまだ勉強しなきゃと思っています。ドローンを始めて分かったこととして、飛ばせる場所を探すのがまず大変というのがありました。ですので、都心から行きやすくて自然が豊かで「ここ飛ばせるよ」と許可を出していただける東伊豆のような場所は、本当にありがたいです。いろんなところを訪ねるのが好きなので、これからも各地の絶景を撮って回りたいですね。 ※動画に登場するドローンは、あっちゃんさんの愛機「DJI Mini 2」。
今回取材にご協力いただいた「ドローンジョプラス」は“女の子による女の子のための女の子だけのドローンチーム”。ドローンを楽しみ、ドローンの魅力を広めていこうという活動に共感して集まったチームです。東京・大阪を拠点に東西合わせて約70名のメンバーが在籍。全国を飛び回って親子イベントなどを開催し、それを通してドローン体験をした人は、これまで1万人以上。女性の視点から様々なプロモーションにも携わり、地域創生にも貢献するほか、企業やアイドルグループのPR動画の撮影なども行っています。ドローンを貸し出しての勉強会など初心者へのサポートもしっかり。ドローンを存分に楽しみたい方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょう。
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