週末は私が育てる
畑のコに会いに行く。
「農業女子」という言葉もできるほど、いま農業は女性にとても近くなっています。インスタにも、畑をバックに自分が育てた実りを手に持って、明るい笑顔で映る写真をアップしている女性がたくさん。作業用の服も、ひと昔とは大きく違い、とてもファッショナブルになっていて、普段でもおしゃれに使えるものが増えています。開放的な自然の中、好きな野菜のタネをまき、日ごと成長する様子にワクワクし、収穫して食べると、買ったものとは違うおいしさ。もっとおいしくしようと工夫することも毎日の楽しさになります。そして自分の畑を持つことをぐっと気軽にしてくれるのが「市民農園」で、東伊豆にも女性や初心者にやさしい市民農園があります。
虫は少し怖いけど、
かわいい野菜たちを見てると
全然気にならなくなりました（笑）。
「市民農園」は地元市民だけでなく市外・県外の人でも使え、東伊豆町もそうした方の利用を勧めています。ここは稲取の町と相模灘を気持ちよく一望できる高台の好立地。しかも伊豆急 伊豆稲取駅からタクシーで約5分という“町チカ”です。農地は日帰りで使う方に向けて50㎡が24区画、40㎡が26区画あります。農業を知り尽くした「畑インストラクター」が常駐してるうえ、普段の管理は町がしてくれるので初心者でも安心。農機具はすべて貸し出し無料なので、思い立った時に手ぶらで行くことができます。どんな野菜や花を育てるかは利用者の自由で、収穫物の取り扱いも自由。東伊豆の温暖な気候によって１年を通して海辺の農園ライフが楽しめます。
アンジェラスさん
私の通ってる大学が東伊豆町と提携をしていて、東伊豆町観光課のプログラムに参加したのが、東伊豆町を知るきっかけでした。そこでは名物の雛のつるし飾りを実際につくったり、温泉や名産品のことを学びました。畑作業はこれまでやったことはなかったですね。母がお花を趣味にしているので家の玄関の外にいっぱいお花が並んでるんですけど、それにお水をあげるくらいで（笑）。今回は撮影のために畑作業を体験しましたけど、いろんな形の野菜がけなげに生育しているのは、とても可愛く思えました。農園から見える景色もとても素敵で、たっぷりリフレッシュできました。休日にこんな過ごし方をするのもいいですね。
東伊豆 海のみえる農園には日帰り型のほかに、住み込みのできる滞在型もあります。こちらは10棟限定。電気・ガス・上下水道のほか、ユニット式のバス・トイレやロフト、薪ストーブ、キッチンなどが完備された建物（ラウベ）と40㎡の農地のセットで、日帰り型と同じように農機具の貸し出しは無料。インストラクターも常駐します。別荘のように使って、ここを基地にして観光を楽しむことも可能。大変人気で全棟申し込み済のため募集が終了していることもありますので、検討してみようと思う方はまず運営主体の東伊豆町に問い合わせてみてください。
東伊豆海のみえる農園