自然をオフィスに。
私が、仕事が輝く。
リモートワークが浸透してきている中「ワーケーション」という言葉も生まれました。これは「ワーク」と「バケーション」を合わせた造語。これまでのようなオフィスに縛られず、自宅や近所のカフェの範囲も超えて、もっと遠い場所で余暇を楽しみながらリモートワークで仕事をするあたらしい働き方です。そして、一時的な旅行ではなく、好きな場所に移住する方も増えてきています。一日の多くを占める仕事の時間。閉鎖的なオフィスからの解放は、精神の解放につながり、あたらしい発想やアイデアも生まれやすく、効率や生産性の向上につながるものとして、政府も推奨しています。都心から離れすぎず、かつ自然に恵まれたここ東伊豆でのワーケーションを考えてみませんか。
疲れたら防波堤に寝転んで、
潮騒を聞いて。休憩の質が
まったく変わりました。
EAST DOCKは2019年5月にできた港に面したシェアスペースです。稲取の名物「つるし雛」の展示会場だった建物を改修してつくられました。1階はマルシェやワークショップなどのイベント、BBQもできるオープンガレージ。そして2階がワークスペース。床が一段高く、ちゃぶ台を囲んで車座になれる小上がりスペースや、相模灘が一望できるカウンタースペースもある、明るく広い開放的な空間。大型モニターやプロジェクター、プリンター、ホワイトボード、レーザーカッターなど仕事やものづくりに必要な機材も揃っています。窓に目をやれば心が洗われる眺望と作業に集中できる静かな環境。シェアキッチンも併設されていて、イベントや各種合宿、会議のための貸し切りにも対応しています。
EAST DOCK
東伊豆町の大きな魅力は海・山・温泉のどこへでもすぐにアクセスできるところ。電源と通信ができるデバイスがあれば、ある時は澄んだ空気を吸いながら相模湾や伊豆諸島を一望できる細野高原で、またある時は森に囲まれたツリーハウス村のキャンプ場で、さらにある時は温泉旅館で足湯を楽しみながらテレワーク、といった働き方も東伊豆ならできます。自然豊かな環境の中で働くことで心身ともに健全な生き方が生まれ、あたらしい人の交流も生まれることを、町としても期待しています。
伊藤紗津樹さん
東伊豆に移り住んでワーケーションを始めたのは、もともと旅行が好きだったことと、やはりコロナ禍がきっかけでした。旅行はこれまで28か国、国内の47都道府県は大学3年生までにすべて行き、社会人になってからも年に30都道府県を旅行する生活を4年間ほどしていました。東伊豆に決めたのは、出社の用がある時に9時に入れる距離だったことと、一度は海を見ながら暮らしたかったという憧れ。あと、同世代のコミュニティがあったことも大きいです。知人に先住者がいまして一度訪ねた時に、シェアオフィスでみんなで仕事をしたり、シェアキッチンでつくった料理を食べながら誰かと今日あったこととか、自分が考えていることなどを話せる時間がすごく楽しく、こちらに定住することにしました。東伊豆の方はとても温かく受け入れてくださって嬉しいです。これまでの光の入らないオフィスは、もう苦痛で働けないかもしれません(笑)。
東伊豆町役場では、東伊豆町への移住や定住を積極的に応援し、さまざまな支援を設けています。
●空き家の売買・賃貸を希望する所有者さまからの情報を公開する「空き家バンク」
●空き家バンクの物件を購入・貸借した方への補助金制度
●空き家バンクの物件の所有者さまが家財道具などを搬出・処分する経費への一部補助
●お試し住宅(お試し移住体験施設)のご用意
●移住を機に住宅を取得する若者夫婦への補助金
●東京圏から移住し就業・起業する方への支援金
など。詳しくは下のリンクからホームページをご覧ください。